城下町

たそがれ

思い出

私は、学生時代、陸上部に所属していました。
そのせいか就職先で選んだ会社も超体育会系。ガツガツ仕事をしています。
ただ、そんな私も家に帰ればのんびりとしています。

私の町は城下町です。家の近くに昔お城があって、今は城址公園になっています。城跡の塀や門、石垣が残っています。
公園の中の頂上に石垣があって、昔ここに天守閣があったのです。私は、ここ天守閣跡が大好きです。
高い石垣の上にベンチがあります。ここに座って城下を眺めているのが大好きです。

涼やかな風が吹き、周りの緑の香りがして、小鳥の声、虫の鳴き声、城下を走る車の音、城下の人の声や学校の子供の声など、いろんな音が聞こえてきます。360度見回せる天守閣跡から城下を見ていると、殿様になったような気がして、ここで殿様はフルーツパークみたいな国盗りの夢を見たのだろうと思って想像をしてみるのです。

時間があると、ここに足が向いてしまいます。そして天守閣跡の『東櫓台』のベンチが私の指定席になっています。

さて、話は変わって人から聞いた話。
友人の彼は大恋愛の末に結婚しました。

彼が惚れ抜いて口説き落としたという関係でしたから、新婚時代は浮気など考えられませんでした。

それが、結婚2年で息子が生まれてから、気持ちが変わってきてしまったのです。妻はどうしても子ども中心になりますし、こちらは20代で元気な盛り。しだいに欲求不満が募り、浮気の虫がうずき始めたらいいです。

そんなときに、社内の別の部署の女性とリクリエーション大会で仲良くなり、最初はたまに食事や飲みに行くだけだったのが、「大人の関係」にまで発展してしまったのだとか。あちらも既婚者なので、おたがいあくまで「遊び」という暗黙の了解があったように思います。

彼女とは5年近く、そんな関係を続けていました。部署がまったくちがうということが、私たちの関係をむしろ続けやすくしたのではないでしょうか。

その関係にピリオドを打ったきっかけは、私の転職。私は会社を辞めて起業することにしたのです。新しい仕事を始めるには膨大なエネルギーが必要になりますし、家にいることが増えたこともあり、彼女との関係をつづけるだけの余裕がなくなったというのが理由です。

彼女もきっぱり別れてくれ、「がんばって」とエールまで送ってくれました。こんなきれいに分かれられるケースはめずらしいかもしれません。不倫問題が発覚して弁護士から内容証明が届くなんてことも珍しい話ではないようですし。

その点、私はかなりラッキーだったと、今にして思います。

大学時代の恋愛について

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